カルチャー

日本と全然違う!ドイツ・バイエルン地方のビアガーデン

今回は、ドイツ・バイエルン地方の意外と知られていないビアガーデンの決まりごとや、過ごし方についてご紹介します!
日本ではビアガーデンというと、都会のビルの屋上にあるものを想像すると思いますが、ドイツのビアガーデンは全く違う環境なんですよ。

バイエルン地方には「ビアガーデン条例」がある

ドイツでもバイエルン地方には、「ビアガーデン条例」というものがしかれています。
ビアガーデン条例とは、1994年4月に市民の声を受けて交付された条例です。
この条例ではビアガーデンの定義として「2つの決めごと」があります。

ビアガーデンの定義その1:ビアガーデンは緑に囲まれている

ビアガーデンは、ガーデンという言葉が入ってる通り、「緑に囲まれている」ことが必須です。
ドイツのビアガーデンは、公園や森など、自然の環境の中で過ごせる場所でもあります。

Emma
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実際に緑に囲まれたビアガーデンでビールを楽しむ時間は、とてもリラックスできます!

条例自体は、バイエルン地方の条例になりますが、ドイツのビアガーデンは、国内のどこを見渡しても基本的に緑に囲まれているところが多い印象です。

ビアガーデンの定義その2:食べ物の持ち込みがOK

バイエルン地方のビアガーデンでは、「食べ物の持ち込み」が認められています
これは、ドイツのビアガーデンが人と人との社交場として位置付けられており、どんな人でもビールを頼めば、ビアガーデンで楽しむことができる環境が大切、という考えから決まったルールです。

持ち込んだ食べ物と一緒に、ビアガーデンで買ったビールを楽しむことができます。

Emma
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持ち込みができることでお財布にも優しいので、市民にとってはありがたいルールでもありますよね。

ビアガーデンに併設して、子どもの遊び場がある

全てのビアガーデンにあるというわけではないと思いますが、ドイツのビアガーデンには、子どもたちの「遊び場」が併設されていることが多いです

ビアガーデンは公園の中にあったり、森の中にあったりするため、実際には遊具が設置されている遊び場がなくても、十分に子どもが遊ぶスペースがあります。

Emma
Emma
実際にビアガーデンに遊び場が設置されている場合、遊び場の近くの席は子ども連れの家族に大人気です!

大人はゆっくりビールを楽しみ、子どもは時間を忘れておもいっきり楽しむ、おのおのに楽しい時間を過ごせるのが、ドイツのビアガーデンの魅力でもあります。

地元・ドイツ人のビアガーデンの楽しみ方

Baum
Baum
地元の人はどんなふうにビアガーデンを楽しんでいるの?
Emma
Emma
実際にミュンヘンに住む友人家族と、森にあるビアガーデンにいったときに彼らに教えてもらった、ドイツ人のビアガーデンの楽しみ方をご紹介します!

華やかなギンガムチェックのテーブルクロス


外のテーブルに席を取り、まずは写真のように、赤いギンガムチェックのテーブルクロスをかけます。

テーブルの用意ができたら、ほとんどのお客さんが、自分達のカバンから、次々と食べるものをテーブルに並べます。トマト、きゅうり、サラミ、ピクルス、プレッツェルに塗るディップ、ぶどう、プラムなどなど・・・


そして、現地でビールとプレッツェルを購入し、「プロースト!」と声をあげ乾杯
これが地元の人のビアガーデンの楽しみ方になります。

友人と行ったビアガーデンでも、皆さんギンガムチェックのテーブルクロスに食べ物を並べていて、それぞれのテーブルがとても賑わっていました。

Emma
Emma
もちろん、ギンガムチェックのテーブルクロスがなくても十分に楽しめます。機会があったらまずは気楽に出向いてみてください!

アルコール以外の飲み物もおすすめ!

ビアガーデンに行ってみたいけど、ビールが苦手で・・・お酒が飲めないとビアガーデンは楽しめないでしょうか?といった質問をいただいたこともあります。

まさか!そんなことはありません!
ビール以外で人気のドイツの飲み物を3つ、ご紹介します。

1. Radler(ラドラー)

軽く飲みたい場合は、「Radler(ラドラー)」がおすすめ。
ラドラーは、ビール半分、レモネード半分の割合で作られている低アルコールビールです。さわやかな味わいと軽い飲み心地が特徴で、女性に人気です。

2. Alkoholfreies Bier(アルコホールフライエス ビーア)

アルコールフリービール。
ドイツ語ではアルコールフリーのことを、「Alkoholfrei(アルコホールフライ)」といいます。

ドイツのアルコールフリーのビールは、全くの無添加。味わいも、これがアルコールフリー?と思うくらいおいしいので、アルコールが苦手な人もドイツを訪れたらぜひ試してみてください!

3. Apfelschorle(アプフェルショーレ)

お酒が飲めない方に限らず、ドイツ人に人気の飲み物が、「Apfelschorle(アプフェルショーレ)」炭酸入りのアップルジュースです。

アルコールが苦手な人は、ご紹介した3つの飲み物を試してみてくださいね。

まとめ

ドイツ人はビアガーデンに足を運ぶと、何時間もそこで時間を過ごします
議論、話し好きの方も多く、本当にいろいろな話題でおしゃべりをし続け、気がつくと3、4時間経ってしまっていた、なんてことは日常茶飯事。もっと長い時間話し続けている人たちもいます。

ミュンヘンの友人と出向いたときには、1歳半の子どもを連れていましたが、3時間はいましたね。
つい先日も、ケルンの友人夫婦と誕生後数ヶ月の赤ちゃんと一緒にビアガーデンを訪れましたが、気がついたら4時間も楽しんでいました!

気楽に人とおしゃべりしながらゆっくり時間を過ごすことができるビアガーデンは、市民にとっては欠かせない社交場になっています。