カルチャー

甘さ控えめでフルーツたっぷり!ドイツの焼きケーキの魅力をご紹介!

普段からドイツ人は本当にケーキが大好き。友達や知り合いにティータイムにお招きされたりすると、丸ごとのケーキが3、4種類ぐらい自宅に並べられていて、みんなで2個も3個もケーキを食べながらおしゃべりする習慣があります。

ドイツのケーキは焼き菓子が多く、生ケーキよりも、焼いたケーキに季節ごとのフルーツをふんだんに使ったケーキが店頭に並びます

そんなケーキについてくるのが、とてもおいしい生クリーム
特徴は、甘くないこと、そして質が良いこと
甘みが控えめのケーキに、甘くない生クリームの組み合わせは、一度知ってしまうとなかなかやめられません。結局、ひとりで3つぐらい、ぺろっとケーキを食べてしまうのは日常茶飯事。

今回は、ドイツのケーキの特徴をご紹介します!

ドイツのケーキの特徴

ドイツのケーキの大きな特徴は、フルーツ、クランブルのせ、甘み、の3つになります。
それぞれの特徴を詳しくお話ししますね。

1. フルーツがのっている、もしくは練りこまれている

1. フルーツがのっている、もしくは練りこまれている

ドイツのケーキは、プラムやりんごなどの季節のフルーツがのっている、あるいは練りこまれて焼かれたケーキが魅力的。

ドイツは、イースト生地やパウンドケーキを天板に伸ばして、その上にフルーツをのせて焼く「Blechkuchen(ブレッヒクーヘン)」というケーキが多いです。
イチゴやベリー系のものは、焼いたパウンドケーキの上に乗せて、さらに生クリームを添えていただくことも。

リンゴや「Zwetschge(ツヴェチュゲ)」と呼ばれるプラム(西洋すもも)のようなフルーツを使用したケーキは、イースト生地に練りこんだり、生地の上に乗せたりしてオーブンで焼かれているものが一般的。

Emma
Emma
生のままのフルーツをのせるのではなく、ケーキと一緒にフルーツも加熱していることが多いですね。

フルーツがのっているケーキ、練りこまれているケーキ、どちらも甘くない生クリームと一緒にいただくのが定番
フルーツケーキは、ティータイムに多くの人が好んで食べる、ドイツの定番ケーキです。

2. クランブルのせ

2. クランブルのせ

「Streusel(シュトロイゼル)」がのっているケーキも、ドイツ人のお気に入り。

「Streusel(シュトロイゼル)」は、英語で「クランブル」といい、「小麦粉、バター、砂糖などを混ぜたものを一緒に乗せて焼くとできる、ぼろぼろとした甘いトッピング」のことをいいます。

クランブルケーキは、「Streuselkuchen(シュトロゼルクーヘンクランブルケーキ)」「Apfelstreuselkuchen(アプフェルシュトロイゼルクーヘン)」、「アップルクランブルケーキ」や「Zwechgenstreuselkuchen(ツヴェチュゲンシュトロイゼルクーヘン)」、「プラムのクランブルケーキ」などが大人気。

リンゴやプラムのケーキの上に、さらにシュトロイゼル(つまりクランブル)が乗せてあるケーキは、ショーケースからいち早くなくなります。もちろんこれも、生クリームを添えていただくのが定番。
フルーツの甘酸っぱさと、甘くてサクサクしているバターの香りが香ばしいクランブルと、甘みが控えめなクリームとの相性が抜群!

ドイツ人は、小さくて甘みが強めのフランス系のケーキよりも、甘くなくフルーツがたっぷりでひとつひとつのカットが大きい焼き菓子に、甘み控えめの生クリームを添えて食べるのが大好き
おいしいフルーツたっぷりの焼き菓子に出会うと、本当に幸せな気持ちになります。

3. ケーキもクリームも甘みが控えめ

3. ケーキもクリームも甘みが控えめ

ケーキは色とりどりのフルーツを使っていて、見ているだけでもワクワクしますが、ドイツ人のケーキの食べ方の特徴としては、ケーキを生クリームつきやアイスつきでオーダーし、ケーキと一緒に、加糖されていない質のよい生クリームを一緒にいただきます

お店選びも大切。素敵な製菓店やカフェの生クリームはどれも質がよく、甘みが控えめなので、ケーキ本来の味や、フルーツの甘みを楽しむことができます。

Emma
Emma
ドイツにいらしたらぜひ、「Mit Sahne!(生クリームつき!)」で頼んでみてくださいね。
甘くないさっぱりとした生クリームと、焼き菓子の相性の良さとおいしさに出会えますよ。

ドイツにきたら食べたい!おすすめのケーキ5選

ドイツにきたら食べたい!おすすめのケーキ5選

1. Erdbeerenkuchen(エルトベーレンクーヘン)

エルトベーレンクーヘンは、いちごケーキ
いちごケーキは春先から春にかけて登場します。クッキー生地の土台の上にスポンジ、そしていちご、もしくは、クッキー生地の上にスポンジ、そしてその上にカスタードクリーム、いちごで作られている2種類があります。

Emma
Emma
いちご以外にも、春はフルーツがのったケーキが増えてくる時期です。

2. Zwechgenkuchen mit Sahne(ツヴェチュゲンクーヘン ミット ザーネ)

生クリームつきのプラムのケーキ。こちらは夏場以降に登場します。

甘酸っぱいプラムが、ケーキの上にふんだんにのっています。その上に生クリームをたっぷりのせていただくのがドイツ流。
甘いものが苦手な方も、ぺろっと食べられるケーキです。

3. Apfrelstreusel mit Sahne(アプフェルシュトロイゼル ミット ザーネ)

生クリームつきのりんごのクランブルケーキ。こちらは秋以降に登場する、ドイツでは大人気のフルーツがのったケーキ。
他のケーキと同じように、生クリームと一緒にいただくのが定番です。

4. Bananenbrot(バナナブロート)

バナナが入った焼いたケーキ。
ドイツは焼き菓子が得意なので、このケーキは特においしく感じます。

特徴は、甘みが少ないケーキなので、かなりのボリュームでカットしてくれます
このときオーダーしわすれてはいけないのが、やはり「Sahne(ザーネ)」、生クリームですね。

Emma
Emma
個人的に本当に大好きなケーキ!子どもから大人まで愛されています。

5. Stollen(シュトレン)

日本でも有名な、クリスマスのシーズンに食べられるドイツ定番のケーキ
最近日本では、フランスの菓子店が「Alsace-Lorraine(アルザスロレーヌ)」地域発祥のお菓子として、シュトレンを売り出しているようですが、シュトレン自体はドイツ伝統の菓子。アルザスロレーヌは、もともとドイツ領とフランス領をいったりきたりしてきた地域なので、ドイツのお菓子の風習が、この地域にも根付いているというわけです。

シナモンをはじめとした、たくさんの香辛料とナッツ類、レーズンなどのドライフルーツがたっぷり入っているこのシュトレンは、11月の上旬くらいから、本格的に出回ります。
シュトレンは日持ちするのが特徴。多くの人はクリスマスシーズンにあわせて購入し、その後数週間食べるのを我慢して、ケーキの熟成を待ってから開けて食べます

Emma
Emma
ドイツ人たちはクリスマスイブや当日に限らず、11月以降はしょっちゅうシュトレンを楽しむ習慣があります。

おすすめのオーダーの仕方

フルーツ系の焼き菓子を頼んだとき、または焼いたケーキを頼んだときは、ぜひ「Mit Sahne, bitte!(読み方:ミット ザーネ ビッテ!/意味:(生クリームつきで!)」と頼んでみましょう!
店員さんはみな、「Alles Klar!(読み方:アレス クラー!/意味:了解!)」といって持ってきてくれますよ。

カフェでケーキをオーダーするときは、以下の動画も参考にしてください!

まとめ

フランス菓子の生ケーキが多い日本のお菓子屋さんとは異なり、ドイツのケーキは、焼いたケーキが多く、種類もたくさん
いろいろな食べ方もありますので、ぜひドイツを訪れたときは、ビールやソーセージだけでなく、ケーキもたくさん食べてみてください!