カルチャー

初めての旅行でもスマートに!ドイツのお店でチップを支払う方法

日本人が海外旅行をする時に、困ってしまう海外の習慣のひとつに、「チップを支払うこと」があるのではないでしょうか。
ドイツにはチップ制度があり、チップを払うのはマナー。店員の仕事に対するリスペクトでもあるので、ドイツを訪れたら、勇気を出してチップを払うようにしましょう。

とはいっても、どのようにチップを支払えばいいのか、なんと伝えればいいのか、勝手がわからなくて戸惑ってしまうこともありますよね。

そこで、ドイツを旅行する方、長期で滞在する留学生の方、駐在の方、出張の方など、ドイツを訪れたすべての方に役立つ、スマートにチップを支払う方法をご紹介します。
今回は、とくに機会の多いレストランでのチップの支払い方法について、詳しく説明します。

チップを支払うまでの3つのステップ

チップを支払うステップは、

  1. 会計をする
  2. チップの支払額を決める
  3. 挨拶をして退店

の3つ。ひとつずつ説明していきます。

ステップ1:会計をする

お食事が終わって会計をしたいとき、まずは店員さんに声をかけましょう。

お客さん
お客さん
Zahlen bitte!読み方:ツァーレン ビッテ!/意味:お会計お願いします!)

もしくは、

お客さん
お客さん
Ich moechte gerne bezahlen!読み方:イッヒ メヒテ ゲアネ ベツァーレン!/意味:支払いがしたいです!)

食事の感想を聞かれた場合

会計の声をかけたタイミング、または、その前に、店員さんから食事の感想を聞かれることがあるので、食事の感想を伝えてあげましょう。

店員さん
店員さん
Hat es Ihnen gut geschmeckt?読み方:ハット エス イーネン グート ゲシュメクト?/意味:おいしかったですか?)

と聞かれたら、ぜひ、

お客さん
お客さん
Wunderbar!読み方:ウンダバー!/意味:最高でした!)

もしくは、

お客さん
お客さん
Sehr gut geschmeck, vielen Dank!読み方:ゼーア グート ゲシュメクト、フィーレンダンク!/意味:とってもおいしかった、ありがとう!)

と答えてあげましょう。店員さんは喜んでお皿をさげてくれます。
このときのコツは、おいしかった!という気持ちを、おおげさに表現して相手を喜ばせること。店員さんの気がよくなると、何かいいことがあるかも?

ステップ2:チップの支払い額を決める

会計用の紙がテーブルにきたら、チップを含めた支払額を店員に伝えます

チップは合計金額の約10%前後を支払うことをおすすめします。厳密である必要はないので、だいたい9%ぐらいから、サービスがよかたら12%ぐらい支払う場合もあると思います。

たとえば、請求額が8.10ユーロだった場合合計で9ユーロの支払いぐらいでよいと思います。

金額をみてチップをどのくらい払うのかを決めましょう。今回のたとえの場合、「9Euro bitte!」と伝えればOKです。

支払う方も受け取る方もお釣りなどが発生するのはとても面倒。チップを含めた請求額はきりのいい数字を伝えることが大事
そのために10%を切ってしまうことはあまり気にせず、切りのよい金額を決めてよいと思います。

Emma
Emma
ざっくりとした印象ですが、たいてい店員さんの様子をみていると、チップが10%以上のときには、「Danke!」という言葉に、喜びの気持ちが込められることが多いです(笑)

あまり過度に多いチップを払うことはないと思いますが、もともと一皿の料理ををふた皿に分けてくれたり、食べきれなかったものを持ち帰りの容器に詰めてもらったときなどは、多めにチップを渡すと、店員さんとの関係はとてもよくなります!

さらには、お店の人といろいろと会話をして仲良くなったりすると、メニューにはないものを出してくれたり、帰り際にちょっとしたサービスをしてくれたりすることもあります。

ドイツのお店で楽しく過ごすコツは、店員さんにおすすめを聞いたり、料理の感想を伝えるなど、コミュニケーションをとること。顔を覚えてもらえれば、次にお店を訪れたときにどんどん良好な関係になることができます。
日本に比べドイツの店員さんはいろいろなことを自由に対応する権利があったりするので、楽しい経験ができますよ!

ステップ3:挨拶をして退店

会計が終わったら、ドイツではお決まりの別れ際の挨拶を交わしましょう!

店員さん
店員さん
Danke, schoenen Tag noch!読み方:ダンケ、シェーネン ターク ノホ!/意味:ありがとう、良い1日を!)

もしくは、

店員さん
店員さん
Danke, schoenen Abend noch!読み方:ダンケ、シェーネン アベンド ノホ!/意味:ありがとう、素敵な夜を!)

と声をかけられたら、

お客さん
お客さん
Danke, Ihnen auch!読み方:ダンケ、イーネン アウホ!/意味:ありがとう、あなたもね!)

もしくは、

お客さん
お客さん
Danke, gleichfalls!読み方:ダンケ、グライヒファルス!/意味:ありがとう、あなたもね!)

と言って、楽しく席をたちましょう。

支払いを終えたからといって、すぐに席をたたなくても大丈夫。先に支払いが済んでいても、自分のペースで席を立ってよいので、あせることなくお店を出る準備ができたら、席をたちましょう。

ドイツには移民が多い国。移民の人たちがつくったレストランやお店に足を運ぶと、ほっとするときがあります
たとえば、イタリア人のイタリアンレストラン、ギリシャ人のギリシャレストラン、スペイン人のタパスのお店、タイ人のタイレストラン、など・・・
みなさん移民としてドイツでレストランをオープンし、ドイツに長期滞在している人たちが多いのですね。

ドイツで疲れたときには、ぜひ移民の人たちのお店に足を運んでみてください。ほっとすることもありますし、ドイツ料理に疲れた胃にも優しい料理に出会えることもありますのでおすすめです。

レストラン以外でのチップの支払い方

今回は、みなさんも機会の多いであろう、レストランでのスマートなチップの払い方についてご紹介しました。レストランといっても、セルフサービスのところでは基本チップは支払わなくて大丈夫です。

そのほか、頻繁に支払う場面として、ホテルタクシーがありますので、支払い方やチップの平均金額をかんたんにご紹介します。

ホテルの場合

  • 支払うタイミング:荷物をお部屋まで運んでもらったとき
  • 支払額:カジュアルホテルの場合、1ユーロ程度/高級ホテルの場合、2ユーロ程度。
Emma
Emma
いずれの場合にも、「Danke!」と伝えながら、さりげなく手渡ししましょう

お部屋の清掃の場合

  • 支払うタイミング:朝、部屋を出るとき
  • 支払額:カジュアルホテルの場合、1ユーロ/高級ホテルの場合、2ユーロ
Emma
Emma
メモに「Danke!」と書いて、朝部屋を出る際にチップとメモを置いておきます。

タクシー

  • 支払うタイミング:下車時
  • 支払額:運賃の8〜12%
Emma
Emma
タクシーの場合、基本的にはレストランと同じ。8%から12%ぐらいのチップを、会計時に合計額を伝えて支払います

まとめ

チップの支払いは、最初は慣れないと思います。
日本人の方は億劫なのか、チップを支払わない人を見かけることもしばしばあります。しかしドイツはチップの国。気は心というように、その業務に携わっている人へのリスペクトの気持ちを表すことも大切なマナー

勇気を持ってチップの支払いをしてみましょう。何度かやりとりをすれば、すぐに慣れて当たり前のように支払えるようになりますよ!

今回ご紹介した内容は、動画でもご紹介していますのでぜひご覧ください!
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