カルチャー

意外!?ビールよりもコーヒー!?ドイツ人はコーヒーが大好き!!

ドイツ人の飲み物といえば、なにが思い浮かびますか?
多くの方が、「ビール」をまっさきに思い浮かべたのではないでしょうか。

たしかにドイツ人はビールが大好きですが、実は「コーヒー好き」としても知られています
ドイツに旅行で訪れて、ホテルの朝食を食べると「コーヒーがおいしかった!」と、コーヒーのおいしさを感じた方も、いらっしゃるかもしれません。

そこで今回は、ドイツ人とコーヒーの知られざるエピソードを、ご紹介したいと思います。
記事の後半では、ドイツのコーヒー専門店に入ったとき、オーダーのときに役立つドイツ語と、おすすめのコーヒーショップをご紹介します。

ドイツ人はコーヒーが大好き!!

1. ドイツ人のコーヒーの歴史

ドイツにはじめてコーヒーがはいってきたのは、1690年頃。イギリス商人によってハンブルクに持ち込まれ、コーヒーハウスがオープンしたのがきっかけでした。

Emma
Emma
ハンブルクは港町。実際に今でもハンブルクには、良質なコーヒー豆が入ってくるんだよ、とドイツの貿易会社の責任者の方から教えてもらったことがあります。

2. ドイツ人のコーヒー消費量

ドイツと日本のコーヒー消費量
ひとりあたりの年間消費量 世界のコーヒー消費量ランキング
ドイツ 679杯 7位
日本 340杯 30位

ドイツは、年間でひとりあたり、679杯のコーヒーを飲んでいます。これは、世界のコーヒー消費量ランキングで7位にあてはまります。
日本でのコーヒー消費量は年間でひとりあたり340杯のコーヒーを消費しており、ランキングは30位となっています。

Emma
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ドイツ人は日本人の約2倍のコーヒーを、1年間で消費していることがわかりますね。

3. コーヒーが好きすぎて禁止令発動!?

18世紀後半、ドイツ人のコーヒー好きがいきすぎたことにより、貨幣が海外に流出しすぎてしまうことを懸念したフレデリック大王は、「コーヒー禁止令」を発動
禁止令の発動後も、王族たちは高いコーヒー税をはらってコーヒーを飲み続けたようですが、庶民たちはその後約20年ほど続いたこ禁止令をのりきるために代用コーヒーを開発

たんぽぽの植物の根などを使ってコーヒーもどきを作ることで、コーヒー文化を守り抜いたともいわれています。

4. ペーパードリップの発明

ドイツの「メリタ」という企業は、1908年にメリタ・ベンツという主婦によって創業した会社。彼女は、夫においしいコーヒーを飲んでもらいたいという気持ちから、おいしいコーヒーを抽出するための方法を試行錯誤。

そして最終的に、ペーパードリップという、「ろ紙」でコーヒーを抽出する方法を見つけたのです。

ドイツ人と日本人のコーヒーの好みはとても似ているともいわれていて、ペーパードリップでコーヒーを楽しむのは、ドイツ人と日本人が多いのだそうです
ドイツのスーパーにはメリタ製も含め、ドリップ用ペーパーの種類がとっても豊富。オーガニック製のペーパーも販売されています。

Emma
Emma
私が普段つかっているメリタの「グルメ」というペーパーは、香りよく抽出するための工夫がペーパーにほどこされています。ドイツのコーヒー豆と一緒にお土産で買って帰るのもおすすめです。

5. オーガニックコーヒーの種類が豊富

ドイツはオーガニック大国でもあるため、コーヒー豆もオーガニックのものが広く普及しています

Emma
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マウントハーゲン「オーガニック フェアトレード インスタントコーヒー」や、レーベンスバウム穀物コーヒーが有名です。

オーガニックコーヒーの種類が豊富なのは、コーヒー禁止令のときに、代用コーヒーとして楽しんでいたころの名残かもしれませんね。
カフェインレスなので、カフェインが苦手な方、カフェインの摂取を避けたい方にもおすすめです。

コーヒーショップのオーダー時に役立つドイツ語

ここからは、コーヒーショップでオーダーをするときに役立つ、かんたんなドイツ語をご紹介します。

コーヒーショップでよく見かけるドイツ語
煎り方 Roestung(リョーストゥンク)
深煎り dunkle Roestung(ドュンクレリョーストゥンク)
浅煎り helle Roestung(ヘッレ リョーストゥンク)
酸味 Saeure(ゾイレ)
強い酸味 kraeftige Saeure(クレフティゲ ゾイレ)
ほどよい酸味 angenehme Saeure(アンゲネーメ ゾイレ)
弱い酸味 arme Saeure(アーメ ゾイレ)
香り、味わい Geschmack(ゲシュマック)
ナッツの風味 nussig(ヌッスィック)
スパイスの風味 wuerzig(ヴュルツィック)
甘い風味 sues(ズュース)

たとえば、「Ich haette gerne nussiger und saeurearmer Kaffee !(読み方:イッヒ ヘッテ ゲアネ ニュッシガー ウント ゾイレアーマー カフェ!/意味:ナッツ風味で酸味の弱いコーヒーをください!)」と頼むと、店員さんがおすすめを選んでくれます。

Emma
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難しい場合は、「wuerzig(ヴュルツィック)」や、「angenehme Saeure(アンゲネーメ ゾイレ)」と一言伝えれば十分通じますので、ぜひみなさんのお好みのコーヒーを注文してみてくださいね!

デュッセルドルフのおすすめコーヒーショップ 3選

最後に、私の地元デュッセルドルフのおすすめコーヒーショップを3つご紹介します。

1.Die Kaffee Privatroesterei Olga Sabristova(ディー カフェ プリバートリョーステアライ オルガ サブリストヴァ)

私のイチオシのコーヒーショップです。こちらには日本人のバリスタの方がいて、忙しくないときなどは、ていねいにコーヒーについて解説してくれます。

営業時間:月~金 9:00-19:00、土 8:00-18:00
定休日:日曜日
住所:Schwerinstr. 23, 40477 Düsseldorf
ウェブサイトhttps://die-kaffee.de/(ドイツ語)

2. Kaffee Schmiede(カフェ シュミーデ)

こちらは、地元の人々に愛されている老舗店。コーヒー好きはもちろんのこと、長年通う人々でいつも店内が賑わっています
朝から焼きたてのクロワッサンとコーヒーを楽しむ常連のお客さんが多いですね。

営業時間:月〜金 8:30-18:30、土日 9:30-17:30
定休日:なし
住所:Belsenstr. 11, 40545 Düsseldorf Oberkassel 
ウェブサイトhttps://kaffeeschmiede.de/(ドイツ語)

3. Copenhagen Coffee Lab(コペンハーゲン カフェ ラブ)

こちらはモダンな雰囲気のカフェ。新しいタイプのカフェで、若い人に人気です。
バリスタがいるのでコーヒーにこだわりがある人も通うおしゃれカフェ。

営業時間:月〜金 8:00-19:00、土 9:00-18:00、日 9:00-16:00
定休日:なし
住所:Benratherstr. 18-20, 40213 Duesseldorf
ウェブサイトhttps://copenhagencoffeelab.com(ドイツ語)

店舗情報は2019年8月時点のものです。変更される可能性がありますので、最新の情報はそれぞれのウェブサイトでご確認ください

お店の方にいろいろとお話しを聞いてからコーヒーを飲むと、コーヒーのおいしさも増しますよね。
コーヒー好きでデュッセルドルフにお住まいの方や、デュッセルドルフを訪れる方は、ぜひ足を運んでみてくださいね。

まとめ

ドイツ人とコーヒーの知られざるエピソードをご紹介しました。歴史や文化、環境などさまざまな要因がからみあった結果、コーヒー好きのドイツ人がたくさん生まれたのではないでしょうか

ドイツ在住の方々や、旅行で訪れる方など、ドイツを訪れたらぜひ一度、コーヒー専門店に遊びに行ってみてください!